ガッツリ塗り込み。2010年02月21日 17時38分44秒

※やりすぎるのも「×」※


現在某レジンキットの塗装にどっぷり浸かっております。
モールドがかなり複雑に盛られている造形なモノですから
塗り込み、描き込みのバランスに苦労しております。

モールドが盛り込まれている場合、非常に塗りづらいのです、
技術的にではなく、描写的に。。。

極端な例を挙げるとですね、
ゴジラの皮膚に、豹柄を塗り込んだらどうなるでしょうか?
ゴチャゴチャというかメチャクチャですよね?

逆にプレデターの体や頭部のように平面であれば
ガッツリ躊躇なく「ラプテイル柄」を塗り込めるワケです。

つまりなんでもかんでも勢いであまり描き込んでしまうと
一見して目に映りこむ「柄」がモールドなんだかペイントなんだか
分からない哀しい状況になってしまうのです。

いわゆる相殺というやつです。


塗装師も原型師も泣けてしまいます。


そこで大切なのがバランス。

今回のように決定的な配色の設定がないキットは
自由さと危うさを併せ持つとてもスリリングなものであり、
それだけに「塗り甲斐」が溢れ出すモノなのです。

さて完成は如何に!!!?

近日中にUP予定。